初めて鬱になった時

もう30年も前のことでした。

突然、一晩中なんか眠れなくて、まあ、一晩くらい平気かな‥と気楽に考えていたのですが、

翌日も、翌々日も全く眠れなくて、4日目に、台所で、倒れてた・・というか、寝てしまってたというか

・・高校時代、ユングやフロイト、早稲田の心理学の加藤諦三先生のご著書を読んでいたので、

何か精神的なものかな・・と直感して、精神科を受診。

最初は湘南の辻堂のクリニックへ。症状をいって、薬をもらえばもらうほど、余計に具合が悪くなる。

茅ヶ崎の南湖にいい精神科の先生がいると聞いて、そちらへ受診。脳波の検査や検尿、血液検査

もして、一時間詳しく調べて、薬を3日分・・・まだ院内処方で薬の内容はわからなかったのですが、

40日間入院・・と言われ、子供たちが小1、小3、小4で、夫は一切子供の面倒見ない人で

入院も出来ず、すぐに薬で眠れるのですが、ききすぎるのか、今度は起きれない、

朝食も作れない・・と家庭生活で苦闘・・カウンセラーという言葉も知らない頃でした。

相談する人もいない、一人だけで、どうしたらいいかと、悩み・苦しみ。2週間で5キロやせました。

「最後の手段だ」と、医師からカプセルの投薬を受けて3日飲むとうそのように、起きられました。

やっと薬が効いたのかどうか、それからは、一応、生活できるように。・・続く。