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2020/12/11
不安だし、心折れそう・・でも
~最初の画像は、少しでも笑ってー。それでも2か月気が付かないって・・~
コロナ感染が止まらない??・・ニュースで不安を感じる人も多いのじゃないか・・
今回は、心が折れてしまいそうなとき・・についてです。
全部を投げ出したくなることは誰にでもあるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生きていると「もう終わりだ」と泣きたくなること、「なにもかも疲れた」と全部投げ出したくなることが、何度もありますね。
そこでポキッと心が折れてしまう人と、なんとか乗り切っていく人がいます。
その差は、「心を切り替える力」「やりすごす力」「甘える力」の差だと思います。
心が折れやすい人によく見られるのは、負けず嫌いで完璧を追い求める性格です。
物事が理想どおりに進まないことや、理想と現実のギャップにとても苛立ちます。
プライドが高いので人に弱みを見せられず、問題をひとりで抱え込んで孤立しやすい。
そして窮地に追い込まれると一気に「もうダメだ」と心が折れてしまうのです。
「芯の強いがんばり屋さん」がアブナイ
以前、76歳の元農林水産省事務次官が44歳の長男を殺害する事件が起きました。
長男はひきこもりがちで、親に暴力をふるっていました。直前に通り魔殺人事件があり、元次官は逮捕時に
「息子も周りに危害を加えるのではと思った」と供述しました。
大手有名企業で女性新入社員がパワハラと過労のために自殺した事件でも、彼女が周囲に見せていたのは
「芯が強くて、本当にがんばり屋さん」の顔でした。
どちらのケースも、誰かに相談できていたら、折れずにすんだと思うのです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「転ばぬ先の杖」をいくつも持つ
一方、心が折れにくい人は「ストレスをもろに受け止めずやりすごす」。柔道の受け身のようなコツを心得ていて、人に甘えることができます。
たとえば、人生経験豊富な人にアドバイスを求めて、問題解決の糸口をつかむ。
気軽にグチを言える相手がいる。心療内科を受診するなど。
また、どんなにメゲていても、好物を食べると気分が少し上がったり、ゲームには没頭できたり、緊張をほぐせる「楽しみ」を持っている人が多いといえます。
「転ばぬ先の杖」をいくつか持っていれば、折れずに持ちこたえられます。
アドラーが教える「あがけば奇跡が起きる」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーアドラー心理学というのがあるのですが・・
そして、もはやこれまでという状況でも、最後の最後まであきらめないこと。『アドラー100の言葉』(宝島社)で、イソップ話を紹介しています。
「2匹のカエルがミルク壺に落ちた。1匹は“もう終わりだ”と泣いて、溺れ死ぬ覚悟をした。
もう1匹はあきらめず何度も脚をばたつかせると、足が固い地面をとらえた。なにが起きたのか? ミルクがバターに変わったのだ」。
この話をアドラーから聞いた友人は、第2次世界大戦のときナチス・ドイツの強制収容所から奇跡の生還を果たして
「収容所にいた間、わたしは希望を失った大勢の人々にこのカエルの短い話をして、心を揺さぶることができた」と語っています。
ドイツのヒトラーのユダヤ人大虐殺の話を知ってる方はいるでしょうか・・・世界の歴史で日本では太平洋戦争ともいい、
アメリカと戦っている頃です・・・もう令和の時代なので、昭和の歴史の体験者も少なくなっているとは思いますが。
Howで考えるのをやめてWhyで考えるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また、同じくナチスの強制収容所を生きのびた心理学者フランクルは名著『夜と霧』(みすず書房)に、生死を分けたのは「問い」だったと書いています。
「どうすれば生き延びられるか」とHowで考えた人は、運命に絶望して死んだ。
「自分がここにきた意味は?」とWhyで考えた人は希望をつないでよく生きたというのです。
「どうせいつか死んでしまうのに、生きることになんの意味があるのか?」と、私たちはよく問います。
これに対しフランクルは、「むしろ私たちが人生から問われている。人間のほうが、人生に答えるべきなのだ。
生きるとは、人生の問いかけに答え続けて人生を有意義にしていくプロセス」と説いています。
人生にどんな難問を出題されても、折れないで答え続けましょう。
・・とあれこれ書いても、現場でがんばっている看護師の方、お医者さん・・患者さん・・
使命だけで、頑張り続けるのも、限界だと、ニュースで語られているのを聞きました。
少しでも、癒しのヒーリングが遠隔でも届けばいいな・・・
世界のヒーラーの皆さんも祈りとヒーリングを贈り続けてます・・・また、続きを書きますね。